低自尊心だとどうなるのか?

そもそも

・人は互いに投資し、強固な関係を形成するという生存戦略が取れたが故に生き残れた生き物である。

・そのため、他の人の力になることで強い幸福感を得ることができる。

 

 

そもそも自尊心とは?

・自己に対する評価感情

・集団や関係性の中で、自分に対してどれだけの価値があるのか?の評価

・他者が自分との関係をどれだけ身近で価値のあるものかを考えているか?を測定するモジュール

・社会的との適合度を測るもの

 

なぜ自尊心が低くなる?

・成長する中で、拒絶された経験が積み重なることで生じる自己評価

 

 

自尊心が低い人はどうなる?

・実際の自尊心は低いが、常に優れた存在でいたい

→他者の能力を批判的に評価・軽視する傾向があり、それをすることで有能さを感じる(仮想敵有能感を持つ)

 

・支え合う経験がしずらくなるため、人を競争の対象にしか思えなくなる。そのため、常に勝ち抜こうと先手を打つ姿勢を身につけるようになる。

 

・このような背景から、自信は持ちにくく、負けるわけにもいかない。支え合うこともできない。そのため、先に他の人の弱みを指摘して自分を守るしかない。

 

対人関係への自尊心の影響

 

 

 

 

自尊心を守るために使われる3つの方略

1)自分に対するネガティブなフィードバックや悪い結果を、他の集団の偏見ある態度が原因である!と決めつける

2)優れた集団や個人と比較するのではなく、自分と同じく不利な要素を持っている人と比較する。

3)劣っている部分には価値がないとし、優れている部分について価値を重くする

 

 

 

有能であるが故に、研究室のグループから排除されている