嫌われる原因と対策

 

キーワード

社会心理学 対人魅力 好悪

 

 

嫌悪感とは

物理的にもしくは心理的に有害な対象物を除去するという適応機能(Izard,1991)

思想や価値観が類似しているもので集団形成した方が生存に有利であるため、それらが大きく異なる存在を周囲から除去するための機能

 

 

場合による嫌悪感の変化(斎藤1990)

相手が劣位の場合:怒りや軽蔑を感じる

相手が優位の場合:恐怖や劣等感を感じる傾向

 

 

嫌いになる人の全般的な傾向

・自分のことを嫌いな相手を嫌いになる

・自分を否定的に評価する相手を嫌いになる

・自分と態度の類似しない相手ほど好かれない

上記の二つは直感的に理解可能

 

・ビジネス的な場面や知り合ったばかりで親密でない人に、プライベートな自己開示が必要な質問をすると嫌われる傾向にある

 

具体的に嫌われる人の特徴

・相手の自己中心性

他者の視点から物事を考えていない人のこと

→自分でできることでもすぐ頼ったり、都合が悪くなるとすぐ頼ってくる

→人から何かしてもらっても、お礼や感謝の気持ちがない

劣等感が大きく影響

 

・相手の傲慢さ

・相手の主張過剰

・相手の外見

・相手の話し方

・自分との相違

・不愉快な言動

→言動や考えが幼稚

→立場の高い人にだけ媚びへつらう

 

自己中心性について

・他者視点取得の欠如

・他者の感情への応答性、感受性の欠如

・自己省察的態度の欠如

の三点を性質として持つ人のこと。