行動変容モデル
重要:意思決定バランスの変容・自己効力感・変容のプロセス
■行動を発生させるためには(変容で変化させるべきこと)(GOAL)
・意思決定バランスを変える(興味あるけどやるつもりがない〜行動実行半年くらい)
・行動の恩恵が増える
・行動の負担、損失が減少する
・自己効力感を高める
・行動を継続できる自信を高める
・行動をやめたくなる(元の行動)誘惑に抵抗できる自信を高める
■変容で必須なプロセス(これを行い、変容させる)
・認知、感情的体験(考え方や、感情を変える) 5つの方略
・意識化の高揚(行動に関する情報を探し、情報や行動を得て関心を持つこと)
・感情的な体験(問題行動が、及ぼすことを、どきりと感情的に体験すること)
・環境の再評価(問題行動が周囲にどのような影響を与えるか考え、評価すること)
・自己の再評価(行動に対してイメージし、再度評価すること)
・社会的解放(その行動が社会で評価されていることに気付いたり、受容すること)
・行動的活動 5つの方略
・強化マネジメント(行動を維持するために自分や他者からの報酬を考えること)
・拮抗条件付け(代替行動を考え、計画すること)
・刺激コントロール(問題行動のきっかけになる刺激を減らし、行動のきっかけになる刺激を増やすこと)
・自己の解放(周りに宣言すること)
・援助的関係の利用(実践について、他者からの支援を得ること)
■ステージ分類
■各段階に適切な変容プロセス
認知的・体験的プロセスは、行動に興味があるが準備ができていない状態(熟考・関心期)と、準備ができている状態(準備期)に最もよく使われ、その後は頻度が減少する
準備期以降では、行動プロセスを促すための、行動変容の利用頻度を高めるような働きかけが必要
■行動変容モデル
発生危機感+重大感
↓
脅威(危機感)
↓+きっかけ
行動発生(自己効力感がない場合行動が発生しない)
↓
行動継続(習慣化)
■介入マニュアル
■メモ
高い評価を得ている健康行動の変容理論モデル
・多理論統合モデル(Prochaska JO,1994)(チェンジング・フォー・グッド,2006)
→禁煙、減量、健康的な食生活、運動などで効果が実証されている
・社会的認知理論 (Bandura Toward a unifyinf theory of behavioral change 1977)
・動機付け面接法(Willliam RM Motivational Interviewing 2002)
参考
行動変容モデル
多理論統合モデル(TTM)にもとづく骨粗鬆症治療アドヒアランス向上のための薬剤師の介入マニュアル
多理論統合モデル(TTM)にもとづくストレスマネジメント行動変容ステージ別実践ガイド
中国人大学生の効果的なストレスマネジメント行動の変容ステージと変容プロセスとの関連性